台風12号が発生し、2日16時には奄美大島の南東にあって、北へ毎時15kmで進んでいます。
この台風の中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速50m/sです。
そしていよいよ今週末、あさぎり町に接近する見込みです。
今後の台風情報に十分注意するとともに必要な対策を講じてください。
なお、台風に対する農作物被害防止技術対策をとりまとめましたのでご活用願います。
TEL.0966-45-1134
〒868-0408 熊本県球磨郡あさぎり町免田東1199番地
台風12号が発生し、2日16時には奄美大島の南東にあって、北へ毎時15kmで進んでいます。
この台風の中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速50m/sです。
そしていよいよ今週末、あさぎり町に接近する見込みです。
今後の台風情報に十分注意するとともに必要な対策を講じてください。
なお、台風に対する農作物被害防止技術対策をとりまとめましたのでご活用願います。
平成28年8月25日
農業技術課農業革新支援センターより
茶園内土壌が乾燥し、樹勢が落ちている成木園や幼木園では、早朝か夕方にかん水を行う。
特に、幼木園は干ばつの被害を受けやすいため注意が必要で、株元に 10t / 10a(10mm)、定植直後の幼木であれば1株当たり2~3L程度のかん水を行うようにする。
成木園は、中切り、深刈りを行った園は被害が出やすいため可能であればかん水を行う。かん水は 20t / 10a(20mm)の水量が必要であるため、水量の確保が可能でスプリンクラー設備が整っている茶園はかん水を行う。かん水は1度に行わず、4~5日に分けて(1回に 4t / 10a 程度)、蒸散が少ない夕方から夜間にかけて実施する。
動力噴霧器、乗用型防除機等を用いてかん水を行う場合は、水量を節約するため株元のみにかん水を行う。水量が少ない場合は株元に点滴チューブ等を用いて点滴かん水を行うと効果的である。
ア 遮光率 50~60% 程度の黒の寒冷しゃ等を用い、茶樹及び土壌からの蒸散を抑制する。
イ 成木園:寒冷しゃ等の被覆資材を直接・間接で被覆することにより蒸散が抑制されるが、遮光率の高い資材を
直接被覆すると葉焼けを起こす場合があるので注意する。
ウ 中切・深刈園:まだ葉層が形成されていない園(株元が見える)は被覆(間接)を行い、株元の根が乾いて
傷まないように努める。
エ 幼木園:トンネル式の間接被覆を行い、蒸散抑制に努める。
オ 敷き草、敷きワラ等:うね間や株元に敷きワラを行い、土壌中の水分蒸散防止に努める。
特に定植当年の幼木は被害を受けやすいので、株元への敷きワラ、土寄せ等を行い、浅い根の乾燥防止、
土壌水分の保持に努めるようにする。
干ばつ時にはカンザワハダニ、チャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマ、クワシロカイガラムシ等の吸汁性害虫の被害が増大しやすいので、的確な防除を行う必要がある。特に、クワシロカイガラムシの大量発生は干ばつによる樹勢低下が拡大するため注意する。
作業に当たっては、炎天下での薬剤散布は付着した薬液が高温になり茶葉に高温障害が出るため、早朝か夕方に行うようにする。
整剪枝、裾刈り、中耕、除草など茶樹や土壌の水分蒸散を助長する作業は極力行わないようにする。
今年は、収穫期が前進化していることから、果実の成熟が早く、
みつ症(ヤケ果)の発生も早い可能性があります。
平年より成熟が早まることが予想され
みつ症重症化の割合が高くなる可能性がある
土壌が乾燥するとみつ症の発生が助長されます。
乾燥が続く場合は1週間間隔で樹冠下に20~30mm(20~30t/10a)のかん水を行いましょう。
積算温度4000℃程度(満開日からの日平均気温計)が収穫の目安。
積算温度に注意しながら、実際に切って、発生状況を確かめ、重症化する前に収穫しましょう。
成熟が早くなることが予想されるため、収穫遅れがないよう注意しましょう。
もう少し詳しい情報は下記のリンクから
リンク:みつ症対策チラシ リンク:向こう1ヶ月の天候の見通し(九州北部地方)
先日(19日)に電気さくによる感電死亡事故が発生しました。
2人が死亡し、5人が重軽傷を負っています。
この事故は、漏電遮断器をつけていなかったことで事故につながった可能性があるとのことで、適切に電気さくが設置してあれば、防げた事故です。
ご自分が設置された、もしくは近所の電気さくについて、事故につながりそうな破損や故障がないか、電源装置が正しく設置されているかの確認をお願いします。