【多面的機能支払交付金】あさぎり町広域協定【令和4年度 活動報告】

農林水産省が交付している多面的機能支払交付金をご存知ですか?

農村環境を守るために交付されている交付金です。

 

農村環境の役割

・自然のダム

田んぼは、雨水を一時的に溜めて、ゆっくり放出します。これはダムの役割を果たし、近年増加している豪雨への対策として注目を集めています。

・生態系の保全

田んぼには、カエルやアメンボやトンボ等たくさんの日本古来からの生き物が生まれ育ちます。

生態系が崩れると、巡りめぐって人間にも悪影響が及びます。日本古来からの生態系を守ることは大事なことです。

・心を癒す

農村の美しい四季折々の風景は、人の心を癒やす効果があります。

 

↓あさぎり町の景色

 

 

あさぎり町ってこんな所!

→【位置】熊本県の南部。

→【特色】一級河川の球磨川が中心に流れている。基幹産業は農業。のどかで自然豊かな景色が広がっている。

あさぎり町の農村環境を守るために、平成19年度から多面的機能支払交付金を受給し、活動しています。

 

 

【活動報告】

令和4年度は、このような活動を行いました(*’ω’*)

 

〇生態系保全活動

1.希少種の保全活動

(深田東地域資源保全隊)深田地区

深田東地区のため池(庄屋池)には、オグラコウホネという希少な植物が生息しています。

特に手を入れてあげる必要はありませんが、乱獲などされていないか、年1回以上、生息状況を確認しています。

 ←点検時 (ため池の奥の方に生息しています。)

 ←開花したオグラコウホネ

 

2.外来種の駆除活動

本来その土地には生息しておらず、海外等から持ち込まれた生物を外来種といいます。この外来種は、昔からその土地に生息していた生物を捕食したりして滅ぼしてしまったり、本来のその土地の生態系を崩してしまいます。

あさぎり町の須恵地区でも、外来種であるジャンボタニシが本来の生態系を崩しているため、ジャンボタニシの駆除活動を行っています。

 ←ジャンボタニシ

 

↓(上代活動組織)須恵地区

 ←ジャンボタニシを駆除する薬剤の散布作業

 ←薬剤により死滅したジャンボタニシ

 

↓(農地・水・平和活動組織)上地区

厳寒期に田起こしをし、地中のジャンボタニシの幼虫を寒さにさらすことで、駆除しました。

    

 

3.生物の生息状況の把握

今井地区の沼地には、あさぎり町内でもここにしか生息しない「コガマ」という植物が生息しています。

コガマの生息地周囲の草刈作業を行い、生息状況を観察しています。

←6月 穂が出始めています。

←草刈作業

←8月 葉が枯れたようになっています。

←10月 枯れてしまったように見えますが、また翌年元気になります。

 

 

 

〇水質保全活動

1.非かんがい期の通水活動

農業で水を使わない時期(稲刈り後~春先)に、水路に全く水を流さないと、水路に落ち葉などが溜まり悪臭が発生する場合があります。そのようなことを防ぐために、水を使わない時期に通水を行う活動を行いました。

↓(農地・水・平和活動組織)上地区

←水門を操作し、水を流しています。

 

↓(幸野溝溝地区地域資源保全隊)岡原地区

←水門を操作し、水を流しています。

 

↓(深田東地域資源保全隊)深田地区

 ←水門を操作し、水を流しています。

 

 

 

〇景観形成・生活環境保全活動

1.植栽活動

耕作がされていない農地や、農道沿い等に、花を植えて景観を良くする活動を行いました。

↓(農地・水・平和活動組織)上地区

農道沿いにヒガンバナを植栽しました。

 

 

↓(幸野溝地区地域資源保全隊)岡原地区

岡原地区の老人クラブと岡原小学校児童が一緒に、植栽活動を行いました。活動を通じ、交流をはかることが出来ました。

  

 

↓(上代活動組織)須恵地区

地元の農家と非農家で植栽活動を行いました。

 

↓(深田東地域資源保全隊)深田地区

深田地区の婦人会で植栽活動を行いました。

  

 

↓(上南活動組織)上地区

地元の農家で植栽活動を行いました。(例年、子ども会と植栽活動を行っていますが、今年度はコロナ対策で、農業者数名で行いました。)

 

 

↓(須恵・深田畑地帯活動組織)須恵地区と深田地区

平成25年度に植栽した桜が育ち、花を咲かせるようになりました。毎年、年2回程度、周囲の草刈り作業を行い、桜を保護しています。

 

↓(あらた活動組織)深田地区

地元の婦人会で植栽活動を行いました。

 

↓(今井活動組織)

地元の農家と非農家で植栽活動を行いました。

↓ 植栽中                      ↓ 開花状況

 

 

 

 

2.農道等のごみ拾い活動

農地や水路や農道の周囲にも、ゴミのポイ捨てはあります。年1回以上、ごみ拾い活動を行い、環境を保護しています。

 

↓ (農地・水・平和活動組織)上地区

地元の農家とこども会でごみ拾い活動を行いました。

今年度は、地元の高校生からもボランティアで参加希望があったので、参加いただきました。

 

↓ (上地域活動組織)上地区

地元の農家と非農家でごみ拾い活動を行いました。子ども会にも参加してもらいました。

 

 

↓ (上南活動組織)上地区

本年度は、コロナウイルス感染防止のため、活動を行えませんでした。

 

↓ (あらた活動組織)深田地区

地元の農家とこども会でごみ拾い活動を行いました。

 

↓ (須恵・深田畑地帯活動組織)須恵地区と深田地区

地元の農家と非農家で農道の清掃作業を行いました。

 

↓ (今井活動組織)上地区

地元の農家とこども会でごみ拾い活動を行いました。

  

 

 

↓ (瀬ノ上活動組織)須恵地区

地元の農家と非農家でごみ拾い活動を行いました。

 

 

3.農業用水の地域用水としての利用・管理

(深田東地域資源保全隊)深田地区

深田東地区を流れる木上溝は、農業用水としてだけでなく、古くから生活用水や防火用水に使われてきました。そのため、地元の農家と非農家で、年2回程度、溝の清掃活動を行っています。

 ← 清掃活動

 ← 多くの地元住民が参加しました。

 

 

 

皆さんも、農村環境を守るため、ポイ捨てや不法投棄などは止めましょう!!

 

町内在住の方は、作業通知が届いたら、ぜひ作業にご参加ください。

昨今は農家の減少により、作業時に人手不足で困っていますので、皆様のご協力をお願いします。

【多面的機能支払交付金】令和4年度 第3回 あさぎり町広域協定運営委員会【開催報告】

令和4年10月24日(月)に、令和4年度 第3回 あさぎり町広域協定運営委員会を開催しました。

委員総数18名中、出席者10名、委任状提出者5名で、本委員会は成立しました。

 

 

(会議内容)

令和4年度 第3回 あさぎり町広域協定運営委員会 次第

 

 

(第1号議案)あさぎり町広域協定運営委員会規則(細則)の一部改正の承認について

全員の承認により、可決されました。

2P

第1号議案 細則改正について

 

3P~5P

↓改正後の細則です。↓

第1号議案 改正後の細則

 

6P~10P

↓運営委員会規則です。(参考資料)↓

第1号議案 (参考資料)運営委員会規則

 

 

 

 

(第2号議案)多面的機能支払交付金に係る活動計画の変更の承認について

質疑なく、全員の承認により可決されました。

第2号議案 活動計画の変更について

 

12P

対象水路の増加、並びに長寿命化計画書の延長の変更のため、対象水路と農道の延長に変更がありました。

 

13P

前回(6月)は、長寿命化予算額が不明だったので80%で算出していました。

現時点(10/24)で、約82%交付予定という情報が届いているので、82%で算出しました。

 

14P

安全に関する講習を令和3年度に受講しましたが、その文言を記載し忘れていたので、今回記載しました。

 

19P~28P

長寿命化計画書に変更がありました。

 

 

 

(第3号議案)令和4年度 資源向上(長寿命化)予算【補正第1号】の承認について

質疑なく、全員の承認により可決されました。

第3号議案 長寿命化の予算の補正について

 

 

【多面的機能支払交付金】あさぎり町広域協定【令和3年度 活動報告】

多面的機能支払交付金 を簡単に説明すると…

・農林水産省が交付している交付金

・農地や農村環境を守るための交付金

です。

 

 

農地は、食べ物などの作物を生み出す以外にも、私たち人間に、様々な恵みをもたらしてくれています。

 

めぐみ1

【生態系を育む】

農地(田んぼや畑や果樹園) と 農地には必ず必要な水路 は、生き物の住処となり、多種多様な生態系を育んでいます。

春には、オタマジャクシがいっぱい、水を溜めた田んぼを泳いでいます。

田んぼの周りの畦には、たんぽぽやレンゲやつくしやシロツメクサなどが咲きます。

筆者は、小学生の頃、そのような環境の中、オタマジャクシを手ですくったり、シロツメクサで花冠を作ったりして自然と遊びながら登下校していました。

大人になった今、とてもいい環境で育ったと感じます。

子育てをするには、田舎は病院が少なかったり買い物も不便だったりしますが、子どもたちの健康や心の成長のためには、自然と触れ合える環境で育つのはとても良いことだと思います。

 

 

めぐみ2

【人間の心を癒す】

農地は、四季折々の風景を作り出してくれます。

春には、一面牧草が茂る黄緑色の農地の他にも、レンゲで満開のピンク色の農地や、菜の花が満開の黄色の農地など、まるでキャンバスに描かれた絵のような賑やかで綺麗な景色が広がります。モンシロチョウやアゲハ蝶やミツバチが元気に飛びまわっています。

夏には、深い緑色の農地と、真っ青な空の対比が美しいです。夜には、カエルの大合唱が寝室にも届きます。

秋の夕方には、時には真っ赤、時にはピンク色、時には紫色の夕焼けの中に、赤とんぼの群れと、頭を垂れた稲穂。どことなく物悲しく、何とも言えない気持ちになります。

冬には、霜が降りて寒々しい朝の風景の中、霜柱を踏むとパキパキと小気味いい音が響きます。

これらの、四季折々の景色・におい・音は、人間の心を癒す効果があるそうです。

筆者は、仕事での緊張感が続いている帰宅時に、そのような環境に触れると、心が解きほぐされるようなホッとした気持ちになることがあります。

 

 

めぐみ3

【ダムの役割】

山や農地等は、生えている草や樹木がいったん雨水を溜めて、ゆっくり排出してくれます。

そのため、ダムの役割を担ってくれます。

あさぎり町も、令和2年度豪雨災害の時には、人吉市ほどの被害ではありませんでしたが、それでも、床上浸水の被害に遭われたお宅もありますし、農地の法面が崩れたり、水路が崩壊した部分も多数ありました。

当事業でも、田んぼダムに交付金を活用できるようになりました。

自然のもつダムの役割は、今後ますます必要になってくると思います。

 

 

めぐみ4

【生活用水】

農地に必ず必要な水路は、農業用水としてではなく、生活用水にも利用されます。

筆者も、実家に暮らしていた頃は、自宅のすぐ下にある水路で、野菜を洗ったりしておりました。

また、火事の際には消火活動にも使われることもあります。

 

 

 

以上のように、様々な役割を担ってくれる農地やその周囲の環境を守るために交付されるのが、多面的機能支払交付金です。

 

 

 

あさぎり町広域協定では、この交付金を活用し農村環境を守るために、令和3年度に、以下の1~5の活動を行いました。

 

 

 

1【生態系保全活動】

・希少種の監視

深田東地域資源保全隊(あさぎり町 旧深田村地区内)の管理するため池には、オグラコウホネという、蓮の一種の、希少な植物が自生しています。

オグラコウホネの生息状況の確認を行いました。

(開花時)

 

 

 

・生物の生息状況の把握

今井活動組織(あさぎり町 旧上村地区内)の管理する地区内には、コガマという、町内ではここにしか自生していない植物が生息しています。

コガマ生息地の草刈り作業等を行い、コガマの生息状況を確認しました。

(出穂時)

 

 

 

 

・外来種の駆除

上代活動組織(あさぎり町 旧須恵村地区内)では、外来種のジャンボタニシを効率よく駆除するため、薬剤を散布しました。

※外来種は、外国から持ち込まれた生物で、元来の日本古来の生態系を崩してしまいます。(例えば、外来種のスズメバチは、日本古来の日本ミツバチを捕食してしまいます。)

(数日後に死滅したジャンボタニシ)

 

 

 

 

 

2【水質保全】

・非かんがい期における通水

水路は、冬場には使用しない場合もありますが、水を流さないと、汚れが溜まったり悪臭が発生することもあります。

そのため、水を使わない時期にも通水を行いました。

 深田東地域資源保全隊(あさぎり町 旧深田村地区内)

 幸野溝地区地域資源保全隊(あさぎり町 旧岡原村地区内)

 

 

 

3【植栽】

・美しい農村環境を作るために、植栽活動を行いました。

農家さんだけではなく、各地区の子ども会や老人会の方々にも参加をお願いしております。

 

幸野溝地区地域資源保全隊(あさぎり町 旧岡原村地区内)

 

 

今井活動組織(あさぎり町 旧上村地区内)

 

上代活動組織(あさぎり町 旧須恵村地区内)

 

 

上南活動組織(あさぎり町 旧上村地区内)

 

 

須恵深田畑地帯活動組織(あさぎり町 旧須恵村と深田村地区内)

 

 

 

4【農道等のごみ拾い】

農村環境の景観などを守るために、農地や農道や水路沿いのごみ拾いや清掃を行いました。

 

あらた活動組織(あさぎり町 旧深田村地区内)

 

上地域活動組織(あさぎり町 旧上村地区内)

 

須恵深田畑地帯活動組織(あさぎり町 旧須恵村と深田村地区内)

 

瀬ノ上活動組織(あさぎり町 旧須恵村地区内)

 

 

5【農業用水の生活用水としての利用・管理】

深田東地域資源保全隊(あさぎり町 旧深田村地区内)の管理する木上溝という用水路は、昔から、農業用水としてだけでなく生活用水や防火用水としても利用されている、地域住民になじみ深い水路です。そのため、昔から、地域住民で清掃を行う習慣があり、現在は当交付金を利用して管理を行っています。

清掃作業

作業前の話し合い(推進活動)

 

 

【多面的機能支払交付金】あさぎり町広域協定【令和2年度 活動報告】

田んぼや畑の役割は、私たちの食べ物を生産してくれることだけではありません。

豊かな生態系を育んでくれますし、田んぼダムといった自然のダムの機能もありますし、美しい自然は私たちの心を癒してくれます。

(↑上南活動組織の農地に、雨上がりに虹がかかりました。)

我があさぎり町は、自然がいっぱいで、農業が盛んな地域です。

農林水産省が行っている事業の「多面的機能支払交付金」を活用し、「あさぎり町広域協定」という団体を農家さんが中心となり結成し、田んぼや畑を守るための活動を行っています。

 

 

 

 

【活動① 豊かな生態系を守る 】

田畑は、カエルやトンボなどの日本古来から生息しているいきものの住処や餌場であり、そこには豊かな生態系が育まれています。

田舎で生活していると、春にはモシロチョウやアゲハ蝶などのちょうちょやミツバチが飛び回り、梅雨にはアマガエルやウシガエルの大合唱、夏にはアブラゼミやミンミンゼミやヒグラシで賑やかで、秋にはものすごい数のトンボが農道を飛び回り、冬には飛来して生きたシラサギなどの鳥が田畑で餌をついばみながら田を起こしているトラクターの後ろをついて回る、などののどかな光景を当たり前に目にします。

都会に住んでいるとカエルやトンボを見ることが無い、という声を聞いた時には驚きました。

 

【今井活動組織】生物の生息状況の把握

あさぎり町の旧上村の今井地区には、あさぎり町内ではここにしか生えていない「コガマ」という生物が生息しています。地区内では「ガマ」や「ガモウ」などと呼ばれています。

今井活動組織では、このコガマを保全するために、地域住民で定期的に周囲の草刈り作業を行っています。

 

 

【深田東地域資源保全隊】希少種の監視

あさぎり町の旧深田村ため池には、熊本県内でも珍しい「オグラコウホネ」というハスの仲間が生息しています。

深田東地域資源保全隊では、このオグラコウホネを守るために、乱獲などをされていないか、確認を行っています。

 

 

【上南活動組織】【上代活動組織】【農地・水・平和活動組織】外来種の駆除

古来からの日本の生態系を脅かすのが、他の地域や国外から入ってい来た外来種です。

あさぎり町内でも各地で、外来種「スクリミンゴガイ」(通称「ジャンボタニシ」)の被害が出ています。

上の写真のように、稲や水路の側壁に、赤い卵を産み付けます。

 

上南活動組織と上代活動組織では、薬剤を用いて、このジャンボタニシを駆除しています。

(散布時)

(薬剤散布により、駆除されたジャンボタニシ)

 

農地・水・平和活動組織では、厳寒期に田んぼを起こすことで、地中に潜っていたジャンボタニシの幼虫や卵を寒さにさらして駆除します。

 

 

 

 

 

 

 

【活動 ②水質保全】

農業は、降雨、河川流出、蒸発等自然の水循環の中で行われるため、ほ場やため池、水路等の農業用施設で水質を保全したり向上させたりする活動は、重要な活動です。この活動は、地域の水質を、農用地、農業用水等の資源によって向上させることを目的に実施するものです。

【深田東地域資源保全隊】【農地・水・平和活動組織】【幸野溝地区地域資源保全隊】非かんがい期における通水

冬場、田んぼに水を使わない時期に、水路に水が流れないと、泥などが堆積し、場合によっては悪臭が発生したりします。そのようなことを防止するために、深田東地域資源保全隊と農地・水・平和活動組織と幸野溝地区地域資源保全隊では、冬場にも水路に通水します。

 

 

 

 

【活動 ③農村環境の保全】

農村環境を保全することにより、美しい自然の景観を保ち、人々の心を和ませ癒します。

 

【上南活動組織】【今井活動組織】【上代活動組織】【農地・水・平和活動組織】【あらた活動組織】農地や農道等への植栽

   

  

 

農地や農道路肩の花壇などに植栽することにより、開花時に通行する人の心を和ませ、環境への関心を高めます。

 

 

 

 

【上南活動組織】【今井活動組織】【上地域活動組織】【あらた活動組織】【農地・水・平和活動組織】【瀬ノ上活動組織】【須恵深田畑総地帯活動組織】農道等のごみ拾い

  

農地周りや農道のごみ拾いを行い、農村環境の保全に努めます。

活動は主に、子ども会や自治会にお願いします。

ごみ拾い活動を行うことにより、環境への意識が高まり、ポイ捨てが少なくなったという声があります。

 

 

【深田東地域資源保全隊】農業用水の地域用水としての利用・管理

深田東地域資源保全隊に流れている木上溝(きのえみぞ)という用水路は、農業用水としてだけではなく、昔から地域の生活用水としても利用されてきました。

この溝を守るために、水路の定期的な清掃を行うことは、この地域の行事として継続されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九州『農地・水・環境保全』フォーラムin熊本 が開催されました。

先日、11月11日(水)、熊本県立劇場にてふるさと環境フォーラム・九州連絡会主催による【九州『農地・水・環境保全』フォーラムin熊本】が開催されました。

多面的機能支払交付金を活用している九州各県の農業者・非農業者、活動組織の方々が多く参加されました。

また、各県から代表となる活動組織の発表もあり、皆さん熱心に聞き入っておられました。

熊本県代表は、あさぎり町広域協定から市田氏が『受け継がれし宝、地域を越えた連携・活性化を目指して』というタイトルで発表されました。

111101 ←来賓挨拶

111102 ←熊本代表 あさぎり町広域協定(発表:市田氏)

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