あさぎり町薬草加工所新築工事落成式

平成29年7月22日(土)午前9時半より、熊本県球磨郡あさぎり町深田東地内(旧深田中学校グラウンド)において、あさぎり町薬草加工所新築工事落成式が開かれました。

 

新築工事が完成したあさぎり町薬草加工所です。

今年度(平成29年度)においては球磨人吉地域で栽培面積約65ha、栽培戸数約200戸まで拡大しており

今後、球磨人吉地域の薬草の産地化に向けた取り組みを目的として新築されました。

 

加工所の使用については、今年(平成29年)の秋頃からあさぎり薬草合同会社が薬草の加工調製業務を行い出荷する予定です。

薬草合同会社 問い合わせ先:0966-45-6870

 

 

場所は、熊本県球磨郡あさぎり町深田東地内(旧深田中学校グラウンド)です。

 

 

 

 

式典には100名を超える多くの方々がお集まりくださいました。

 

 

 

テープカットの様子です。

 

あさぎり町薬草加工所とともに、球磨人吉地域の薬草の生産がますます発展していきますよう、楽しみにしています。

2017年7月25日 | カテゴリー : イベント | 投稿者 : aguri1234

センチピード植栽(花牟礼霊園)

平成29年7月13日(木) 晴れ

あさぎり町上西 花牟礼霊園高土手

今日は、あさぎり町町民課職員と南稜高校の生徒とともに、花牟礼霊園内高土手でのセンチピードグラスの植栽作業に参加させてもらいました。

30cmの等間隔で苗の植栽を行なったため、順調に生育できれば、高い防草効果が期待できるのではないでしょうか。

↑今回植栽を行なったセンチピード苗の様子です。日照りが強かったので、植栽後の苗の乾燥が心配されましたが、水分を少し多く含んだ土壌だったため、乾燥する心配もないかと思われます。

センチピードへの道 290707

平成29年7月7日(金) くもり

あさぎり町岡原 排水路法面

センチピードグラスの吹付作業から1年が経過しようとしています。

写真左側の排水路法面が施行箇所なのですが、目に見えて雑草が減ってきているため、期待が高まります。

2枚目の写真でわかるように、センチピードの密度が濃くなっています。

アーム型草払い機 試運転

平成29年5月25日(木)午前10時より、今年度導入予定のアーム型草払い機の試運転を、岡留幸福駅沿線沿いで実施しました。90馬力のトラクター、4.7mのアーム型草払い機が実際に動く様子は迫力がありました。今回試運転を行なった場所は、高さ1mほどの雑草が茂っていたのですが、少しの時間で難なく払っていました。

 

 

6月から受付を開始する予定ですので、詳しい内容が分かり次第、「アグリ旬」に掲載したいと思います。

センチピードへの道 290406

畔草払い省力化として試験栽培しているのはセンチピードだけではありません。こちらの「アジュガ」というかわいい植物も栽培しています。

 

春になって緑になってきた「ヒメイワダレソウ」

 

4月6日にセンチピード播種2年目の注意点を、施行業者「だるま製紙所」さんからご指導いただきました。施工箇所にはイネ科、マメ科の雑草がまだあるようです。

多面的機能支払交付金ってなんだろう??

ご存知ですか?

農業は、作物を生産するだけではなく、多面的な機能を持っています。

 

1.ダムのような役割

雨水を一時的に蓄えて、ゆっくり排水します。

水を蓄えた田んぼは、土などの流出を防ぎます。

 

2.豊かな生態系を育む

田んぼや畑は、色々な生き物のすみかになります。

梅雨の時期のアマガエルの合唱、秋空に映える赤とんぼの群れ…などは、農村に住まれている方には、お馴染の風物詩ではないでしょうか。

 

3.美しい景色を作り出す

農村は豊かな自然に囲まれています。

自然豊かな農村の景色を見ると、ホっとしませんか?

 

 

しかし!!

このような大切な農業に、危機が訪れています。

 

少子化や農村の過疎化 → 農家数の減少 → 耕作されない荒れた農地の増加

 

耕作されない荒れた農地が増加すると、農村の環境が崩れてしまいます。

更に、耕作されている近隣の農地にも悪影響が及びます。

 

多面的機能支払交付金は、このような耕作されない荒れた農地を減らそうという取組みです。

この制度を利用し、農家さんや子供会や老人クラブの方々が、あさぎり町内の農地や農村環境を守るための活動を行っています。