多面的機能支払交付金事業を行っている
あさぎり町広域協定運営委員会の事務所は、
事務を委託している あさぎり町農業支援センターです。
住所:熊本県球磨郡あさぎり町免田東1199番地
あさぎり町役場 第2庁舎 1階
(農業支援センター内)
☎:0966-45-1134
↓グーグルマップ↓
TEL.0966-45-1134
〒868-0408 熊本県球磨郡あさぎり町免田東1199番地
多面的機能支払交付金事業を行っている
あさぎり町広域協定運営委員会の事務所は、
事務を委託している あさぎり町農業支援センターです。
住所:熊本県球磨郡あさぎり町免田東1199番地
あさぎり町役場 第2庁舎 1階
(農業支援センター内)
☎:0966-45-1134
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令和4年4月18日(月)18時45分~ あさぎり町免田保健センターに於いて、令和4年度 第1回 あさぎり町広域協定運営委員会 を開催しました。
委員総数18人中、出席11人、委任状提出2人、で、委員会は成立しました。
【次第】
【第1号議案】
活動計画書の変更が承認されました。
黄色着色部が、変更になった部分です。
2P:長寿命化の工事が完了し、計画より実績が多かったなどの理由で、延長が増えました。
7P~12P:長寿命化の計画に一部変更がありました。
【第2号議案】
各組織(全64組織)の活動報告が承認されました。
↑のPDFは、見本で1組織のみです。
全64組織分は農業支援センターで保管しております。
ご希望があればご覧いただけます。
【第3号議案】
令和3年度 収支決算書及び監査報告が承認されました。
20P:長寿命化事業では、令和2年豪雨災害の影響がまだ続いており業者が多忙の為、多くの工事を請け負っていただけなかったので、繰越金が多くなっています。実施できなかった工事は、令和4年度に発注します。
【第4号議案】
事務処理規程が承認され、制定されました。
(参考資料)運営委員会規則↓
【第5号議案】
細則の一部変更が承認されました。
変更後の細則↓
【第6号議案】
運営委員の交代が承認されました。
名簿は個人情報のため、こちらには載せません。
【その他(1)】
今後の事務局側のスケジュールです。
【その他(2)】
令和3年度の広報活動の報告です。
紙の資料には、ホームページに記載した記事を印刷して載せました。
↓下記をクリックしてご確認ください。
↓こちらをクリックしてダウンロードしてください。↓
(変更点)農家と非農家の人数、男女の人数の記入を無くしました。
↓こちらをクリックしてダウンロードしてください。↓
(変更点)参加者の記入欄を増やしました。
異常の有無を記入する欄を設けました。
↓こちらをクリックしてダウンロードしてください。↓
(変更点)変更してませんが、以前までアップデートしてなかったので、あげてみました。
令和4年3月17日(木)18時30分より、令和3年度 第4回 あさぎり町広域協定運営委員会 を開催しました。
委員18人中、出席者10人、委任状提出者3人、委員会は成立しました。
【次第】
【第1号議案】
活動計画書の変更が、質疑なく可決されました。
(変更点)
・対象水路の延長…水路に追加があったため、増加しました。
・長寿命対象施設の延長…長寿命化計画書の変更に伴い、水路と農道が増加しました。
・事務研修会…今年度参加予定でしたが、コロナ対策のため研修会が中止されたため参加出来ませんでした。来年度以降に受講します。
・共同・長寿命化の技術研修会…今年度は受講予定がありませんでしたが、急遽、あさぎり町で研修会が開催されたため、受講しました。
・長寿命化計画書…工事の実施に伴い、計画と延長や箇所数に変更が生じたものがあります。また、次年度以降の計画も一部変更になっています。
【第2号議案】2/22に実施した中間監査の報告を行いました。質疑なく可決されました。
【第3号議案】令和4年度の事務委託について、又、百太郎溝土地改良区の委託費の増額要望について、質疑なく可決されました。
【その他】当運営委員会の役員の任期は1年間のため、次回(令和4年4月中旬開催予定)運営委員会までに、新しい役員の選出を、各エリアに依頼しました。
多面的機能支払交付金 を簡単に説明すると…
・農林水産省が交付している交付金
・農地や農村環境を守るための交付金
です。
農地は、食べ物などの作物を生み出す以外にも、私たち人間に、様々な恵みをもたらしてくれています。
めぐみ1
【生態系を育む】
農地(田んぼや畑や果樹園) と 農地には必ず必要な水路 は、生き物の住処となり、多種多様な生態系を育んでいます。
春には、オタマジャクシがいっぱい、水を溜めた田んぼを泳いでいます。
田んぼの周りの畦には、たんぽぽやレンゲやつくしやシロツメクサなどが咲きます。
筆者は、小学生の頃、そのような環境の中、オタマジャクシを手ですくったり、シロツメクサで花冠を作ったりして自然と遊びながら登下校していました。
大人になった今、とてもいい環境で育ったと感じます。
子育てをするには、田舎は病院が少なかったり買い物も不便だったりしますが、子どもたちの健康や心の成長のためには、自然と触れ合える環境で育つのはとても良いことだと思います。
めぐみ2
【人間の心を癒す】
農地は、四季折々の風景を作り出してくれます。
春には、一面牧草が茂る黄緑色の農地の他にも、レンゲで満開のピンク色の農地や、菜の花が満開の黄色の農地など、まるでキャンバスに描かれた絵のような賑やかで綺麗な景色が広がります。モンシロチョウやアゲハ蝶やミツバチが元気に飛びまわっています。
夏には、深い緑色の農地と、真っ青な空の対比が美しいです。夜には、カエルの大合唱が寝室にも届きます。
秋の夕方には、時には真っ赤、時にはピンク色、時には紫色の夕焼けの中に、赤とんぼの群れと、頭を垂れた稲穂。どことなく物悲しく、何とも言えない気持ちになります。
冬には、霜が降りて寒々しい朝の風景の中、霜柱を踏むとパキパキと小気味いい音が響きます。
これらの、四季折々の景色・におい・音は、人間の心を癒す効果があるそうです。
筆者は、仕事での緊張感が続いている帰宅時に、そのような環境に触れると、心が解きほぐされるようなホッとした気持ちになることがあります。
めぐみ3
【ダムの役割】
山や農地等は、生えている草や樹木がいったん雨水を溜めて、ゆっくり排出してくれます。
そのため、ダムの役割を担ってくれます。
あさぎり町も、令和2年度豪雨災害の時には、人吉市ほどの被害ではありませんでしたが、それでも、床上浸水の被害に遭われたお宅もありますし、農地の法面が崩れたり、水路が崩壊した部分も多数ありました。
当事業でも、田んぼダムに交付金を活用できるようになりました。
自然のもつダムの役割は、今後ますます必要になってくると思います。
めぐみ4
【生活用水】
農地に必ず必要な水路は、農業用水としてではなく、生活用水にも利用されます。
筆者も、実家に暮らしていた頃は、自宅のすぐ下にある水路で、野菜を洗ったりしておりました。
また、火事の際には消火活動にも使われることもあります。
以上のように、様々な役割を担ってくれる農地やその周囲の環境を守るために交付されるのが、多面的機能支払交付金です。
あさぎり町広域協定では、この交付金を活用し農村環境を守るために、令和3年度に、以下の1~5の活動を行いました。
1【生態系保全活動】
・希少種の監視
深田東地域資源保全隊(あさぎり町 旧深田村地区内)の管理するため池には、オグラコウホネという、蓮の一種の、希少な植物が自生しています。
オグラコウホネの生息状況の確認を行いました。
(開花時)
・生物の生息状況の把握
今井活動組織(あさぎり町 旧上村地区内)の管理する地区内には、コガマという、町内ではここにしか自生していない植物が生息しています。
コガマ生息地の草刈り作業等を行い、コガマの生息状況を確認しました。
(出穂時)
・外来種の駆除
上代活動組織(あさぎり町 旧須恵村地区内)では、外来種のジャンボタニシを効率よく駆除するため、薬剤を散布しました。
※外来種は、外国から持ち込まれた生物で、元来の日本古来の生態系を崩してしまいます。(例えば、外来種のスズメバチは、日本古来の日本ミツバチを捕食してしまいます。)
(数日後に死滅したジャンボタニシ)
2【水質保全】
・非かんがい期における通水
水路は、冬場には使用しない場合もありますが、水を流さないと、汚れが溜まったり悪臭が発生することもあります。
そのため、水を使わない時期にも通水を行いました。
深田東地域資源保全隊(あさぎり町 旧深田村地区内)
幸野溝地区地域資源保全隊(あさぎり町 旧岡原村地区内)
3【植栽】
・美しい農村環境を作るために、植栽活動を行いました。
農家さんだけではなく、各地区の子ども会や老人会の方々にも参加をお願いしております。
幸野溝地区地域資源保全隊(あさぎり町 旧岡原村地区内)
今井活動組織(あさぎり町 旧上村地区内)
上代活動組織(あさぎり町 旧須恵村地区内)
上南活動組織(あさぎり町 旧上村地区内)
須恵深田畑地帯活動組織(あさぎり町 旧須恵村と深田村地区内)
4【農道等のごみ拾い】
農村環境の景観などを守るために、農地や農道や水路沿いのごみ拾いや清掃を行いました。
あらた活動組織(あさぎり町 旧深田村地区内)
上地域活動組織(あさぎり町 旧上村地区内)
須恵深田畑地帯活動組織(あさぎり町 旧須恵村と深田村地区内)
瀬ノ上活動組織(あさぎり町 旧須恵村地区内)
5【農業用水の生活用水としての利用・管理】
深田東地域資源保全隊(あさぎり町 旧深田村地区内)の管理する木上溝という用水路は、昔から、農業用水としてだけでなく生活用水や防火用水としても利用されている、地域住民になじみ深い水路です。そのため、昔から、地域住民で清掃を行う習慣があり、現在は当交付金を利用して管理を行っています。
清掃作業
作業前の話し合い(推進活動)
平成28年度に導入し、草刈り受託作業を行ってきたアーム型草刈り機ですが、
(アーム型草刈り機による草刈り作業の様子)
(トラクターに接続するタイプのアーム型草刈り機です。)
今年度(2021年)8月に、大きく破損してしまいました。
(破損状況:トラクターに接続する部分が、根本から折れてしまいました。)
平地の柔らかい草を刈る作業なら、機械への負担は少ないのですが。
当社へのご依頼は、「急傾斜の法面で、人が刈払機等での作業は危険で出来ない、竹や木が茂っている箇所」がほとんどです。そのような作業は、機械への負担が大きいです。
そのため、これまでも、刃が折れたりなどの軽度な破損は発生しており、修理を行いながら使用してきました。
しかし、今回の破損は一番大事な部分が大きく損傷してしまったので、新規に購入するしか手立てがなさそうです。
アーム型草刈り機に対して、これまで、本当によく働いていただき、本当にお疲れ様でしたという気持ちでいっぱいです。
新しい機械が納品されるまで時間がかかるため、それまでは、ユンボを利用した草刈り受託作業を行っています。
(ユンボとユンボ用のアーム型草刈り機は、昨年度に購入しておりました。)
作業料金は、2022年(令和4年)1月現在で、
・草地だけの現場:5,300円/時間
・竹や雑木が生えている現場:6,300円/時間
です。
料金は予告なく変更になる時があります。
お見積もりだけの発行もいたしております。
※受託できる作業現場は、あさぎり町内の農地に限ります。